「誰々が~と言った」という報告型の表現は日本語でも日常的に使います。
それと同じことを英語でしようと思うと💡
あれ?どのように文をつくればいいんだっけ?
時制とかが変わるとか言ってた気がするけど、どこを変えればいいの?
時間や場所を表す副詞はどう変わるの?
などなど、英語で自信をもって話せなかったり書けないことがあるかもしれません。
生徒さんの英語日記を見ていても、英会話をしているときでも、本当によく出てきます。
「知り合いが、・・・・・と言っていた。」
「親に・・・・・と言われたので・・・・しました。」
「先生に・・・・・か?と質問されたので・・・・と答えました。」
「ニュースで・・・・と報道されていました。」
「今日はお友達とこんな会話をしました。(会話内容の再現)」
どんな会話をしたかを説明するときは、セリフの部分をどうやって伝えればいいのか?混乱するかもしれません。
心配いりません❣
この記事では、まずネイティブが毎日使っている自然で・ものすごく簡単で・すぐ使える言い方を紹介します。
そのあとに、Reported speechの基本と全体像をつかみながら、基本ルールなども復習していきましょう。
英語で英語を学べるように、読みやすい英語の記事のリンクもたくさん紹介しますよ。
♡ もくじ ♡
💡✨Reported speech(直接話法と間接話法)って何ですか?
日常で使われる自然で簡単な表現を見る前に、まず、そもそもReported speechって何?を簡単に整理してみましょう。
Reported speechとは、誰かが話した・書いた・または考えた言葉を、別の人に伝える(報告する)方法のことです。
伝える時には二つの方法があります。
①direct speech(直接話法)
他の人が言ったことを、元の話し手が言ったとおりにそのまま報告すること
(元の人の言葉を一字一句引用する感じ)
②indirect speech(間接話法)
他の人が言ったことを元の話し手の意味を変えずに自分の言葉で報告すること
(元の人の考えを、話者の言葉を正確に用いずに伝える)
⬇️思い出すためにこの写真も参考にどうぞ⬇️
とまぁ難しい話は後に回して、さっそく日常会話でよく使われる表現を中心に見ていきましょう!
💡✨本当に簡単!日常会話で普通に使われているReported Speech
日常生活でというのがキーワードなので、フォーマルな書き物やビジネス英語などとは切り離して考えましょう。
実際の会話では、ライブ感をだしたり興味をもちやすくしたり、共感しやすいような言い方がよく使われます。
文法は?と難しく考える必要もなく、とっても簡単です。
直接話法のほうを使うので代名詞も時制も変わりません👀✨
ネイティブの会話の中ですでに聞いたことがあるかもしれませんが、その簡単なやり方で使われる話し出しを見てみましょう。
今回はわかりやすく全部Heで統一して書きます。
He says ”…..”
He said ”…..”
He’s like ”…..”
He was like ”…..”
He goes ”…..”
He went ”…..”
などの後に、そのまま聞いたことを変えずに入れる方法です。
簡単そうですね?セリフを変えずにそのまま入れるだけです。
➡️変えずにと言っても、日本語と同じで一字一句覚えているわけではないので、意訳的なものをいれたりもします。
➡️また、同じ出だしの言い方を立て続けにすると微妙ですので、これらの言いだしの全部を、適度にミックスして使います。
なるほど、簡単な出だしの後に、会話をそのまま入れるだけ。
誰でもできそうですよね!
これだけです。
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実際に使われている場面を見たい方は、YouTubeや映画・ドラマ・トークショーなどを見るときに、このような状況の会話に耳を研ぎ澄ましてよく聞いてみてください。
「そんな感じで話せばよいのか」と思った方は、早速英語で実際に話してみて練習しましょう♡
最初はどれから使えばいいのか迷ったら、He said ”…..”とHe was like” …..” あたりから使い始めてみましょう。
💡✨直接話法と間接話法の時制ルールと変更不要のパターン
まずは一番簡単な日常表現を学びましたが、それでも、基本やルールも知らないのも困りますので、そこもさらっとおさらいしますよ。
直接話法では、話された元の言葉を正確に復唱するため、直接話法を用いて報告する場合、引用文中の動詞の時制は変わりません。
先ほどやった簡単な方法も同じですね。
ではどういうときに変わるかというと、基本的には直接話法から間接話法に変換するときに時制が変わります。
このポイントが、学習者を混乱させることがあるところです。
*変えなくてもよいパターン
🎯情報が一般的な真実であったり、自分が事実だと信じていること、変わらないことであれば、現在形を過去形に変える必要がないこともあります。(この切り替えで自分がそのことを事実として受け止めているか、あまり信じていないかなどニュアンスの違いをだせる場合もあります。)
🎯また過去形にしなくても良いパターンで覚えておきたいのは must should used to などの場合や、話している現在においても未来の話である場合などです。
それでは、ここからは間接話法を使う場合にはどのような使い方や具体的なルールがあるのかを見ていきます。
実際の例文や英語での説明を読むことが勉強になりますので、それぞれ役立つ記事をご紹介しますね!
💡✨使える基本動詞Tell, Say &Askと他の動詞リスト
「~さんが~と言いました。」と他の人が言ったことを別の人に報告するときにはどんな動詞を使いますか?
多くの生徒さんの口から出てくる頻度が高いのがSayです。
しかし、使える動詞はそれ一択ではなく沢山あり、その中でもまず覚えておきたい基本の3つがTell, Say & Askです。
ここからは、もっと詳しく学べるサイトのリンクを紹介していきますので、必ず例文も交えてしっかり英語で学んでみましょう!
🚩ポイントとなる説明を見た後に、実際どう使うか理解するために、リンクをクリックして例文を読みましょう。
📚Reported SpeechでのSayとtell
We use say and tell in different ways in reported speech. Say focuses on the words someone said and tell focuses more on the content or message of what someone said:
🌐➿https://dictionary.cambridge.org/ja/grammar/british-grammar/say-or-tell
📚Direct speechの場合
We can use say with direct speech. We use tell only with direct speech that is an instruction or information:
We can use say with direct questions, but we cannot use tell:
📚Reported speechの場合
We can use say and tell to talk about reported information:
We cannot use say or tell to talk about reported questions. We must use ask (or a similar verb):
上記のルールの確認と例文は⬇️こちらのサイトからどうぞ
🌐➿https://www.englishclub.com/vocabulary/cw-say-tell.htm
📚Reported Speechで使える動詞のリストと例文⬇️
こちらの記事から使える動詞に関しての知識を深めましょう。
例文は声に出して、同時に状況を想像し、考えながら学びましょうね☕
🌐➿Reporting Verbs: Ultimate List and Useful Examples
💡✨質問・頼まれごと・命令形などの場合はどう変えるのか?
他のルールもしっかり復習していきますよ!
文章を変えるということを難しく感じている方は特に、例文をしっかり比べましょう。
📖🖋️Reported Questions 質問の場合
🌐➿https://www.englishclub.com/grammar/sentence/reported-questions.htm
We usually introduce reported questions with the verb “ask”:
He asked (me) if/whether… (YES/NO questions)
He asked (me) why/when/where/what/how… (question-word questions)
🚩語順に気を付ける。
説明と例文が沢山あるので考えながら読んでみましょう!
📖🖋️Reported Requests 頼まれごとなどリクエスト系
🌐➿https://www.englishclub.com/grammar/sentence/reported-requests.htm
We usually introduce reported requests with the verb “ask”. The structure is very simple:
We asked the man to help us.
They asked us to wait.
🚩時間や場所・代名詞も変更する必要があるかもしれません。
例文を読んで変化を確認しましょう。
📖🖋️Reported Orders 言われたこと命令形
🌐➿https://www.englishclub.com/grammar/sentence/reported-orders.htm
We usually introduce reported orders with the verb “tell”. The structure is very simple:
We told the man not to smoke.
The policeman told us to follow him.
🚩こちらも先ほどと同じ、時間や場所・代名詞の変化があります。
それでは、時間や場所を表す副詞はどうやってかえるのか?次に見てみましょう。
💡✨時間や場所を表す副詞の変化は?リスト
ℹ️✍️Time and Place in Reported Speech
🌐➿https://www.englishclub.com/grammar/sentence/reported-speech-time-place.htm
🪄時間を表す副詞の変化
He said: “It was hot yesterday.” → He said that it had been hot the day before.
He said: “We are going to swim tomorrow.” → He said they were going to swim the next day.
🪄場所を表す副詞の変化
He said: “It is cold in here.” → He said that it was cold in there.
He said: “How much is this book?” → He asked how much the book was.
➡️時間や場所が変わらない場合は同じように変えなくて大丈夫です。
いかがでしたか?
この記事からReported speech・直接話法と間接話法のルールの復習や例文、また実際に日常会話で使われる簡単な表現が分かったと思います。
「誰が何を言った」と他の人に伝える状況はよくありますが、本当に日常的によく出てくる表現ですので、日本語で話すように、英語でも使えるようになりたいですね!
ぜひ、このページをブックマークして復習したり、声に出して例文を読んで理解したら、実際に使ってみてください。
実際にレッスンを受けて練習してみたい方は気軽に声をかけてくださいね🌸
それでは次の記事でお会いしましょう!
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