♡ もくじ ♡
♡ 英語の発音矯正・リスニング・スピーキングの強化は日本でできる!
英語学習を真剣に取り組んでいるのに、「帰国子女やバイリンガル」には到底近づけないと感じることはありますか?ましてや「ネイティブ」と同じ土俵で戦うなんて無理だと感じますか?
日本から出ることなく、海外留学をするチャンスもなかった場合、半分あきらめの気持ちが働いたり、留学経験がないからという理由でゴール設定を低くすることがありますよね。
できることなら、実際に海外に住んで英語力を磨いてみたいと思うかもしれませんが、行きたい人すべてが海外に行ける状況にあるわけではなく、叶わなかったひとも多いでしょう。私もそのひとりでした。
実は、海外にわざわざ住まなくても、海外留学をした人や帰国子女に近づくことは可能だという実例は増えています。
最近はインターネットの普及により、日本で教育を受けた日本人が、英語を話せるようになって活躍する姿を目にする機会も増えたので、そういう人もいるんだという認識が昔より高くなりました。
では、本当に「日本から出ることなく」留学した人や帰国子女ような英語に近づけることができるのでしょうか?
この記事は、日本に住みながら「胸を張ってバイリンガルだと言えるようになりたいたい」あなたのための記事です。
この記事を読むことで、あなたが今までやってきた英語学習が生かされますように♡
♡ 留学なしでも満足のいく英語力をつける
留学しなくても、最低限留学した人たちと同じ程度の英語力は身に付きます。もう少し頑張れば帰国子女やバイリンガルも夢ではありません。
この記事をかいている私は日本生まれ日本育ちの生粋の日本人です。
しかも、かなりの年になるまで日本に住んでいたので英語学習と発音矯正は日本でしました。留学も無し、英語の高等教育もうけていません。
今でこそニューヨークに住み、英会話のスピーキングコーチをしていますが、英語学習の始まりはあなたと同じ、もしくはそれ以下のどん底からのスタートです。
わたしの例に限らず、日本を出ることなく英語を身に着けた人は沢山います。
こちらもあわせてお読みください↓
📝英語が話せる人がやってきた共通する8つの勉強法
それでは、どうしたら「日本に住みながら」満足する英語力を身に着けることができるかを一緒に考えていきましょう。
この記事では特に、発音・リスニング・スピーキングというスキルを扱います。
これらのスキルを身に着けるのに苦労される方も多いので是非参考にしてください。
私が日本で実際に何をしてきたかという勉強法やトレーニングの公開でもあります。
(さらなる詳細記事も追加しますのでブックマークしてください。)
「一体どんなトレーニングをしたらそうなれるの?」という質問もよくいただくので、その答えにもなればと思います。
♡ 日本に住みながらバイリンガルレベルへ
海外に住む経験や海外留学なしで「バイリンガルのような英語を話す」と聞くと、ものすごいトレーニングや勉強をしている感じがしますね。
私がやった方法は何かのスキルを個別に伸ばすためのやり方ではなく、リスニングもスピーキングも発音も一緒に伸ばす気持ちでやってきました。
しかも毎日コツコツやるわけでもなく、全部のトレーニングや学習法をまとめてやったわけでもありません。
これから上げるトレーニングや英語学習を積み重ね、長い目で見てやってきました。
時には集中してやったり、期間を開けたり、必要に応じて追加したり削除したり、と「臨機応変」に続けてきたわけです。
すでにある程度英語学習をされてきた「英語ペラペラ予備軍」のあなたにとって、この記事で紹介される練習方法は初めて聞くものではないかもしれません。
しかし、実際に目的をもってこれらのトレーニングをされる方は少ないのが現状です。努力に対する効果がわからないと感じる人もいます。
それでも、もしあなたが「英語をネイティブに近い形で運用したい」と考えているなら、私の経験がヒントとなり、発音やリスニング、スピーキングのスキルを上げることができるはずです。
♡ 英語の音のつながりとイントネーション
「英語をネイティブ並みに」という話になると、多くの人は「発音」を思い浮かべます。
「発音の良い悪い」が問題にされるわけですが、発音に目が行き過ぎて取り残されていた大切なスキルがあります。それは「英語の音のルールとメロディー」です。
音のつながりとイントネーションはどの程度意識していますか?
私は英語が全く話せない初級者のころから、この英語の音の感覚とメロディーは意識しすぎるくらいしていました。
変な音で話したくないというだけでなく、音が正しくないと聞き返されたり、一回で伝わらないということが経験からわかったからです。
実際に英語特有のイントネーションやつながりを使って話してみると、たとえ自分の使っている英語の意味が分からない場合でも、ネイティブの反応が違いました。
英語フレーズをそっくりの音とスピードで使ったときの相手の反応。一瞬でも同じ目線で話せるあの感覚。これは何度もありました。
相手のあなたを見る目がかわります。「英語学習をしている日本人」ではなく対等に見てもらえる感覚です。
それだけ正しい音やメロディーというのは相手にとって「外国人の音」ではなく彼らが慣れ親しんでいる「普通の音」として伝わります。
このように、音に対して敏感であることと気を使っていた経緯が、その後の発音矯正での苦労も少なくしてくれました。
♡ 発音の基本をCDを使ってチューニング
音やメロディーに加えて、基本の発音も一通り復習しました。
まず発音の本を2冊選んで読み、気に入った方のCDで音を確認。「同じ音が出せない音」を集中的にチューニングしました。
発音の復習をしたこの時期は車通勤だったので、「通勤時間を利用」し家では一切やらないという形でしたが、矯正にかかった期間は一か月弱です。
私が日本で自分にした短音の発音矯正はこれだけで、あとは文章レベルや会話レベルで使えるようにしていくという方法に移行しました。
その後フォニックスの音を一通り確認する作業も加えました。
♡ 英語の音をいつも聞いていた
英語学習用のCDや洋楽など、英語の音は何らかの形でほぼ毎日聞いていました。
聞くというのは時間も取られますが、私としては「海外に住んでいると想定」して英語環境を作り出すということを時々していたわけです。
英語を聞く時間のほうが、英語を学習する時間よりも長かったことを覚えています。
英語学習をはじめてた最初から「英語の音のみ」を中心に聞いていました。すこしせっかちなので、日本語を聞く時間が無駄に思えたというのもありますが。(両方入っているものも使っていた時もあります。)
実際にどんな時間配分で聞いていたかの実例 ↓
♡ 海外ドラマは早いうちから
海外ドラマをみはじめたころは、「NHKの二か国語放送」を英語にしてみていました。字幕なんて優しいものはなかったので、時間があるときは日本語で楽しんで「全体を把握してから」英語だけでみたり、忙しいときは「英語だけ」でみていました。
海外ドラマといっても、難易度は色々ありますが、最初に取り組みやすいのは日常会話でおりなされる家族系の話だと思います。
(古いものも十分使えます。むしろきれいな英語の場合が多いです。)
医療系や弁護士系の話は面白いですが、英語がなれてきたら挑戦してみましょう。その際は専門用語以外が理解出きればOKです。
ちょっと難易度が高いものにコメディがあります。子供が登場するような家族系のものだといくらか大丈夫ですが、大人だけのキャストで進むコメディは最初は難しいかもしれません。
実際のところ、私の場合は容赦なく何でも見ていました。わからないことは当たり前だと理解していましたし、海外ドラマみることで自分が得たいスキルがあったので結果は成功です。
「自然な英語をペラペラ話している」という印象をうける日本人は大抵海外ドラマ押しですよね。それだけ使いようによっては効果がある学習素材です。
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♡ ディクテーション
ディクテーションは、英語学習法の話になると必ず取り上げられるものの一つです。
私は、英語がある程度わかるようになってからディクテーションをはじめました。
「教材として使えるもの」の範囲は広いですが、英会話を目標としている場合はダイアログ系が好ましいです。
初心者が手を付けやすいのはNHKの英語教材(CD Book)あたりで、他にも英単語・熟語ダイアローグ Basic1200があります。
中級以上なら英単語・熟語ダイアローグ 1800も使えますし、まるごとラジオ英会話シリーズも変わらず人気がありますね。
上級者はEnglish the American Wayとかもおすすめです。
他にも使える教材は沢山ありますので、好きなものを見つけましょう。ゆっくりのスピードからはじめて、ゴールは「ネイティブの普通のスピード」です。
♡ リピーティング
リピーティングの練習は、発音やスピーキングの上達にに欠かせないトレーニングの一つと考えています。
私はディクテーションとシャドーイングをやる前にリピーティングをたくさんやりました。
目標を思い出してください。ネイティブやバイリンガルのような英語をめざしているなら、真似するのが一番早いからです。「いい音とスピード」で話したければ、このトレーニングは欠かせません。
気に入ったセンテンスや会話は、同じメロディーでいえるまでやる。
リピーティングをしながらも文法や語彙の強化、リスニングやスピーキング力まで意識すれば上げることが可能です。
初級者ははじめての英語リピーティング 入門準備編から始めてみましょう。
リピーティングになれている場合は*ダイアログ教材のサンプルページから選んで使ってみましょう。
♡ シャドーイング
私がリピーティングの次にやった「スピーキングのための訓練」がシャドーイングです。
音声はなんでも使えますが、自分がディクテーションしたものを使ってみるのもおすすめです。すでに内容に精通しているでしょうし、音になれているので取り組みやすいからです。
私の場合、ディクテーション、リピーティング、シャドーイング、オーバーラッピングを4点セットでやったこともあります。ここで正直にいいますと、これを全部やるの大変なのです。なのでやった期間は短く、集中して伸ばしました。(月に1回だけと決めてやってもOKです。)
ただ、シャドーイングは今でも口慣らしのためやることがありますし、ウォーミングアップのためにもつかえます。
💡✨シャドーイングの実際的な5つのやり方とその効果やおすすめ教材(初級者から上級者まで)
♡ 録音
録音機能をつかって自分の英語を確認していきましょう。
発音やイントネーションのずれ、「お手本なしの英文」を読んだ時の自分の英語の癖など、時々確認します。
録音するのは少し恥ずかしいと感じるかもしれません。自分の声、しかも英語を話しているところを聞くとなるとハードルが高く感じますが、たまにやるだけでよいのでやってみてください。
この録音からあなたの良い点や弱点のすべてが分析できます。また、音声をとっておくことで後に成長も確認することができるのでお勧めです。(自分の英語の先生に送って聞いてもらっても良いでしょう。)
自分の録音した英語をききながら微調整していきましょう。
♡ 人に聞いてもらい率直な意見を聞く
録音を使って自分の英語を調整してきたとしても、他の人にどう聞こえるのか?ネイティブにどう聞こえるのかということも確認します。
ただ褒めてくれる人や、適当にあら捜しをする人ではなくて、あなたの音を率直かつ誠実に分析してくれる人をみつけるのが一番です。
これは発音やスピーキングの練習過程でやってもいいですし、ある程度完成してからでもOKです。
♡ まとめ
これらを全部やると英語を話すためのいろいろなスキルが同時に伸びるはずです。これだけやったらさすがにいい感じで英語が話せるようになりますよね。
やったけどできない!という方はご相談ください。「英語をどうにかしたいかた」の英語をどうにかするのが私の職業です。
また、良い音と英語のメロディーを確認するときに、自分の音との違いがよくわからないという方もいます。こういう場合は必ず英語のプロにコーチングしてもらってください。
自分がなりたい音、話したい英語をあやつれる先生を探しましょう。
もし音を真剣に意識しているひとはこだわってください。(バイリンガルのような英語を目指している人は必須です。)
もちろん音がすべてではありませんが、英語の音の大切さを痛感するときは必ずきます。
📝✨私の書いた発音のE-Bookはこちら↓💡✨
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さて、私が実際に日本でやった英語勉強法をご紹介しましたが、これらに加えて、もし「発音・リスニング・スピーキング」というスキルのそれぞれに弱点を感じるなら、ピンポイントで強化していきましょう。
発音・リスニング・スピーキングというスキルに関するそれぞれの具体的な方法もいつか記事を書たいと思いますのでお楽しみに!
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