英会話ができるようになりたい!という方の中には、ただ話せるだけではなく「できるだけ自然な英語を身に着けたい」という目標を持つ方も多くいるのではないでしょうか。
試験英語系を中心にをやってきた方も、ひと段落つくと「せっかく学んだ英語をもっと使えるものにしたい」と感じたり「会話的な表現や自然な言葉選び」をさらに学んだり、それを使うトレーニングをしたりします。
自然かどうか?というのは、どの国の英語を対象に考えているかでもかわってきますが、学び方の基本は同じです。
注:ネイティブの英語が一番いいとか、ネイティブになろうという話ではありません。
自然な英語と聞くとどんなイメージがありますか?
きっと、教科書通りの英語だけでなく、英語圏の人たちが普段使っている英語だったり、海外ドラマから耳に飛び込んでくる英語だったりするかもしれません。
実際のところ、自分の英語が自然なのかさえ良くわからないということはよくあることです。
例え多少の不自然さがあっても悪いことではありませんから、まずは英語が話せる自分をほめてくださいね!
さらに磨きをかけるために、その先を求める英語学習者の方なら自然な英語が気になるでしょう。
つまり、「よく使われている表現や言い回し」を使ってなされる会話は勿論のこと、「文化的背景もある程度理解する」ことで身に着けることができる英会話力です。
このサイトのテーマの一つでもある「日本をでることなく自然な英会話力を身に着けることは可能なのか?」ということも考えながら、ネイティブの英語を学ぶとはどういうことかを考えてみましょう。
♡ もくじ ♡
♡自然な英語を話すため知っていきたいネイティブの思考と文化背景
ナチュラルな英語を使いこなすために欠かせないものは、ネイティブの感覚と思考の理解です。
日本語を英語に翻訳するとき、また逆の場合も、すべてを完璧に字義通りに翻訳するということはできません。
全く同じ言葉や表現がないことも多く、言葉や表現が生まれた背景がまず違うからです。
日本語なら、仏教的な考えから生まれた言葉があり、英語なら聖書を背景にする人たちから生まれた言葉があります。
また、言葉の並び方が違いますが、これは思考の違いとしても現れます。
難しいことは割愛するとして、このような感覚をどのように身に着けていったらよいのか?を考えてみましょう。
♡ネイティブの感覚と思考を身に着ける5つのアプローチ
文化を一からすべて学ぶということは不可能でも、理解を深めることは可能です。
そのためにも、彼らと同じものを色々な方向から経験し体験することが役にたちます。
これは日本にいても可能なことなので今の時代はツールには恵まれていますよね。
日本にいると英語学習の教材は充実していますが、それに加えてネイティブが使うものを利用していますか?
こ子から紹介する5つのアプローチから英語を英語で学ぶための最初の一歩を踏み出すヒントを得てみましょう!
①見るものから英語圏の文化や感覚・英語表現の情報を大量に得る
ネイティブが見て楽しんでいるものを、日本では経験できない英語圏での生活は海外ドラマなどからも学べます。
また海外のYouTubeも興味をひくものがたくさんあり字幕もつけられますので敷居は随分低くなりましたね。
自分にとって苦ではないものを選ぶことが大切です!
興味のあるジャンルからスタートしましょう。
目と耳から一緒に入ってくる情報は強いのでしっかり使いこみましょう。
[保存版] 海外ドラマで英語を学ぶ時の選び方!ホームステイ気分で見る家族モノ14選
②耳から入る音の情報を甘く見ない!自然な英語の音を耳に叩き込もう
普段、英語はどのくらい聞いていますか?
好きな洋楽や邦楽を上手に歌えるようになる前にどのくらいその曲を聞きますか?
英語は日本語と違う音楽です。
メロディーやリズムは聞かないと身に付きませんので、ナチュラルに英語を話したい場合外せない分野になります。
聞くものはやはり好きなものからスタートします。
英語を母国語とする大人が楽しむようなレベルのものが難しいなら、最初はアメリカの子供が楽しむようなものからスタートしたり好きは洋書をオーディオブックで聴いたり、ポッドキャストなどから楽しむこともできます。
洋楽から入るものありですし、インターネットラジオ、YouTubeでも何でも良いので興味があるもの・好きなものを生活に取り入れてください。
ダイアログのような英会話をひたすら聞くのも良いですね!
あなたの英語耳を1年で変革するための1000時間英語リスニングは可能か?【私の実例】
③文字からつかむ英語の語順感覚
英語で読む訓練も少しずつで良いので始めて見てください。使えるものは沢山あります。
オンラインのものを含む英語の新聞や雑誌、洋書など、これらも自分の興味があるものを中心に取り組みます。
英語の語順をそのまま理解する練習をすることは大きな助けになります。
英語の語順が英語の思考の一部でもあります。
苦手な方も多いので、自分に合ったレベルのもの・やり方をしましょう。
読みやすいものからはじめないと挫折しますので、NHKラジオ講座で自分のレベルにあったものを読むことだってよいスタートです。
例えばEnjoy Simple Englishのシリーズなどは自分の興味に合わせて選べますし、読みやすいものが沢山あります。
Short Stories in English for BeginnersやShort Stories in English for Intermediate Learnersも人気です。
初級者や中級者のためのレベル別の英語多読ができるニュースやウェブサイト8選と英語の理解力を深めながら読むための機能!
④英語環境を時々作って違いを感じてみよう
英語で見て・聞いて・読んでと3つのアプローチを考えてきましたが、すべてやっているとだんだん英語環境が作られていきます。
英語が話せる人が時々ふれる「英語環境を作ると良い」という話は、実際に自分で体験してみないと効果がわかりません。
自分にできる英語環境づくりを考えてみましょう。
どんなことができそうですか?
環境を整えるまでは少し力がいるかもしれませんが、習慣になってしまえば当たり前の事になっていきますよ♡
自分にとって英語が自然なもの、生活に密着したものにしてみましょう!
⑤話すトレーニングで使える英語に変換していこう
自然な英語を話したい!は学ぶだけで終わりではありません。
もちろん自然な英語を理解できるようになっていたら素晴らしいです!
自然な英語を学ぼうとすることで、英語圏の文化、状況による言葉選び、英語の語順などを身に着ける良い準備ができますので、本気でネイティブのような英語を!と考えている方はそれらの情報を使えるものにすることを目指してトレーニングしましょう。
そうすることでネイティブのような英会話は完成していきます。
トレーニングですから、実際に話して使ったり、書いて練習してみたり、独り言でも良いのでそれらの英語に慣れる状態に持っていきます。
その際に、得た情報をナチュラルにアウトプットするために気を付けたい2つのポイントは発音と文法です。
そのために何ができるでしょうか?
♡自然で流ちょうな英会話を楽しむために必要なトレーニング
第二言語として英語を学ぶ場合、誰しもが文法や発音という問題に直面します。
文法の間違いや発音など悪い癖は早いうちに直さないと間違えを引きづったり、後で苦労します。
できるだけ正しい形で覚える方法を使って話すためのトレーニングをしましょう。
文法の間違いを恐れてアウトプットを躊躇することは避けたいので、目的別に練習します。
間違いを恐れずに楽しく自由に話す時間と
間違えないように意識して話す時間を持つ
発音も気にしすぎると話せなくなりますので、バランスをもってやりましょう。
まずは発音の基本を学び実践でも意識しながら使っていくことの積み重ねです。
ネイティブの音をよく聞き、しっかりまねることが大切なので忘れないようにしたいものです。
英語の自然な表現を使えるようになるためにも、フレーズ・イディオム・会話で使える文を覚えるようにしましょう。
あなたが使えるようになりたいナチュラルな英語とはどんな英語ですか?