英語の勉強を続けたいのにやる気が出なかったり、勉強の成果を感じられないというスランプは誰もがぶつかります。
初級者でも、中級者でも、なんと上級者でも同じです。
英語学習を成功へ導くのは「続けること」だ!とわかっているけど、「何をどうやって続けたらいいの?」と悩んでいる方は多いと思います。
どんな方法だと、英語が身に付きやすくて、成果も感じやすいのでしょう?
この記事では、英語学習を見直すための「7つのチェックポイント」をご紹介します。
ぜひ、「自分はできているかな?」「ここはもっと工夫できそう!」と考えながら、一緒に学習方法のアップデートをしましょう。
英語学習のコツは色々ありますが、今回は特に「続けること」と「結果が出しやすい方法」に絞ってお話しします。
♡ もくじ ♡
1, 黙読ではなくできるだけ声に出す
声を出すことで使われる筋肉の運動と、耳で聞くという感覚で集中力もあがります。
声に出して読むことの大きな2つのメリットも考えてみましょう。
一つ目は「覚えやすくなる」こと、二つ目は実際に英語を使う練習にもなる」ということです。
例えば、英語の例文やダイアログ、英語の読み物など、学んだことを声に出して読むことを習慣にしてみてください。
例えば「Grammar in use」を使って文法の復習をしている場合、理解した内容を自分の言葉でまとめて、声に出して説明してみましょう。説明するような気持で読むだけでもOKです。
自分の声で英語を聞くというプロセスを利用することで、記憶にも残りやすくなりますし、目で見て、耳で聞いて、頭で考えるという3つの刺激で、より効果的に学べますよ。
定着力もあがるおすすめの方法です。
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ロングセラーな文法書English Grammar in Useの使い方
音読は効果がないという意見を聞いて悩んでいる人
2, 「毎日の復習」を習慣化する
新しいことをどんどん学んでいくことも大切ですが、実は「復習」が一番力を発揮します。
たとえば、毎週オンラインレッスンを受けているとしましょう。
先生からレッスン内容のチャットやフィードバックがもらえるると思いますが、それを毎日5分や10分でもいいので、見返したり声に出して復習してみてください。
もうひとつおすすめの復習方法は、学んだことをノートやメモ帳に書いて整理したり、関連付けたりして、実際に使える形に具体化することです。
ちょっと面倒な作業に感じるかもしれませんが、これが記憶を定着させるための近道だったりします。
そして復習で欠かせないのが「リアルな練習」をすることです。
練習は多ければ多いほど、身に付きやすくなります。使える英語にするために思い切りやってみましょう!
3, ロールモデルと現実的なビジョン
「こんな風に英語を話せるようになりたい!」とか、「こんな楽しい学習を毎日続けたい!」
そんな風に思えるロールモデル(お手本になる人)をみつけてぜひフォローしてみましょう。
ロールモデルから受ける刺激は、学習のモチベーションアップにもつながります。
また、学習のロールモデルだけではなく、英語のネイティブスピーカーの中からも「この人の話し方が好き!」と思える人を選んで、定期的にその人の英語を聞くのもおすすめです。
何度も聞いて音のインプットを重ねることで、自然と英語の音やリズムが身についていきやすくなります。
ここで覚えておきたいのは、「自分にとって現実的な目標」をもつことです。
ロールモデルは自分の目標より高いレベルかもしれない場合でもOKです。比べるためのものではありません。学ぶためのものです。
比べるのは過去の自分・今の自分・未来の自分。
自分の成長を感じながら楽しく続けていきましょう!
4, 小さなステップで習慣化システムを
英語学習の習慣化は、なかなか難しいと感じる人も多いですよね。
「いろいろやらなきゃ」「毎日やらなきゃ」と思うと、かえってやる気が下がってしまうこともあります。
大切なのは「何をやるか?」も大切ですが、まずは毎日絶対にやる「小さな習慣」だけを続けること。
最初は一日5分でもいいのです。
欲張りに沢山のスキルを身に着けたいけど時間がない…という人も、
短い時間でも毎日続けることで、必ず変化が現れます。続けていると、自然に「もっとこうしたい!」と内容も変えていくようになります。
ちなみに、私が好きなのは「10分セット」。
シャドーイングを5分、と英語の記事を音読するのを5分、という感じです。
やることが決まったら、次は「内容」が大切になるので、自分が必要な英語のスキルや、使いたい分野の英語に集中して取り組みましょう。
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一日25分で英語力を確実にアップできるトレーニング!
5, 他の人の力をかりる
英語学習が思うように続かないと感じている人には、専属の先生をつけたり、スタディグループに参加したりする方法が助けになります。
特に、継続しながらも自分だけではカバーしきれない部分も学びたい場合は、よく選ばれたオンライン英会話がとてもおすすめです。
オンライン英会話を選ぶ際には、先生選びとカリキュラム選びが大切です。
先生のプロフィールや英語力、発音、指導経験などをしっかりチェックし、自分と相性が良く、長くお付き合いできそうな先生を探しましょう。
また、カリキュラムも自分のレベルや目標に合わせてくれるか確認するものポイントです。
スタディーグループについては、オンライン・オフラインともにさまざまなものがあります。
自分に合いそうなグループを積極的に利用しましょう。
6, 色々な方向から柔軟に対応
英語学習になると、意外と「こうしなきゃ!」とフレキシブルさを失ってしまう人が多いです。
また、英語が得意な人の言うことを全部信じてしまうのも、必ずしも正解とは限りません。。
どんな学習方法が自分に合うのか?色々試してください。
そして、時には思い切ってやり方を変えてみるのも大切です。
さまざまな角度から英語にふれることで、実際に使われている英語表現や単語にたくさん出会えます。そうやって身につけた言葉こそ、本当に役立つ「必須表現」となります。
えり好みせず、色々な方法を気軽に試してみましょう。新しい発見や気づきがありますよ。
特に自分が手を出しにくかった分野に挑戦したり、「意味があるのかな?」と思うやり方でも自分が楽しめるならOKです!
7, やる気のスイッチを準備
やる気といものは目に見えないですし、自分でコントロールできないので、「やる気に頼らない」あてにしないのが前提です。
もちろん、やる気が出る瞬間もあるし、それを引き出す方法もあります。でも、「やる気が出たらやる」というスタイルだとどうしても学習が不安定になりがちです。
やる気頼みの英語学習は先行きが不透明なので、やる気がなくてもやることを決めておきます。
「やる気がなくてもこれだけは毎日やっておこう!」と決めたルーティーンをつくること。たとえば、「やる気はなくても3分だけ英語にふれるという自分との約束を決めておくと、自然と習慣が作られやすくなります。
また、学習を始めるのを難しく感じるときは、自分なりの「スイッチ」を用意しておきましょう。
一番手軽で効果的なのは、ちょっと体を動かすこと。1分間ジャンプしたり、少し激し目に体を動かしてみると気分も切り替わったりします。
自分のスイッチをオンにする何かをいくつか用意しておきましょう。
音楽を利用したり体を動かすことでスイッチをONにすることはもちろんのこと、自分に頭の中で声をかけることも効果的です。
「めんどうだな」と思ったら、カウントダウンを声に出すという方法もあります。
5.4.3.2.1スタート(動いてー)
まとめ今日から一つでもやりはじめましょう💡✨
英語学習を成功させるために、現実的に使えるやる気や継続の方法をご紹介しました。
1分からでもできる小さな習慣や、スイッチの入れ方、復習や練習のしかた、そして時には人の力を存分に利用するなど、どれも今日からできる変化です。
もっと具体的にやることを絞りたい方は学習相談をご利用ください。✓ 学習相談のお申込み – Amy-NY (amyny.net)
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